去る2002年10月6日、第一生命ホールにて私たちの演奏会「The Way of Koichi Hiramatsu 平松剛一合唱音楽30年の道のり」が

開催されました。たくさんのお客様にお集まりいただき、盛会のうちに終了いたしました。ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。

演奏会のご案内のページに、当日の写真やお客様のご感想を加え、演奏会のご報告とさせていただきます。


本演奏会「The Way of Koichi Hiramatsu」は、平松剛一の音楽活動の道のりを3つの時期に分けて辿っていく構成でお送りいたしました。

 

1st Stage 「The Memory of YASHIO」では、下記の曲目等をお届けいたしました。

「海はなかった」 「走る海」 「爽やかな五月に」

 ⇒八潮高校合唱部の黄金期の曲です。ひらこんの演奏で、新しい命を吹き込むことに挑戦しました。

男声合唱 「しぐれに寄せる抒情」 「おとこはおとこ」

 ⇒現在、ひらこんでは男声が少ないので、今回八潮高校OBを交えて、久々の男声合唱をお届けしました。

組曲「風の歌」より 秋の風 冬の風

 ⇒八潮高校OB/OGを交えて、コンクールでの圧倒的な表現の再現に挑戦しました。

   八潮・ひらこんといえば、なんといっても日本語のメッセージを直接、力強く伝える演奏が特色。それらの演奏は、ハーモニー(合唱の専門雑誌)の演奏会評でも「思い出としてではなく、実感として伝わってくる」という評価を頂いております。ひらこんでは常に、「朗読よりも詩をよく伝えなければ、曲が付いている意味がない」という考えのもとに、表現に取り組んでいます。

  1st Stageでは、皆様にハーモニーと詩が織り成す鮮やかな世界をお届けいたしました。

 

 

2nd Stage 「The Roots : Clarinet & Folksongs」では、次の曲目をお届けいたしました。

 夢のあとに : フォーレ/曲

 シチリアーノ

 イパネマの娘 : ジョビン/曲

 中央フリーウェイ : 荒井由実/曲

 Very Last Day : ストーキー・ヤロウ/曲

 Where have all the Flowers gone : シーガー/曲

 

 

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クラリネットは平松剛一の芸大での専攻でした。元が楽器出身であるだけに、「言葉」が付いている合唱に対しては、「詩」を大切にしています。2ndステージでは、そんな平松剛一の「合唱以前」の音楽をお届けしました。

 前半は、お客様も「ああ、聴いたことのある曲だな」と思っていただけるような、なじみの深い曲を、クラリネットのしっとりとした演奏で。

 後半は、平松剛一のバンド時代を再現。ひらこんの演奏でも、「瑠璃色の地球」や「さとうきび畑」、あるいは「ディズニー映画テーマ曲:The Whole New World ... アラジン など」などが演奏会でも人気で、そのポピュラーソングの「歌わせかた」には定評があります。そのルーツをたどる演奏をお送りいたしました。 

 ひらこんになじみの深い方は、「そのルーツを垣間見る」ことができましたでしょうか。そうでない人も、「上質のポピュラーソングの夕べ」を満喫していただけたと思います。

 

3rd Stage 「HIRAKON, Now and Then」では、次の曲目をお届けいたしました。 

 O vos omnes野菜サラダ物語レモン哀歌海鳴り Amaging Grace見上げてごらん、夜の星を

 ひらこんが、八潮のDNAを直接受け継いでいるのは、”日本語の力強い演奏”と、”合唱で、ポピュラーソングの新しい魅力を伝える”、ということですが、ひらこんになってから、時代を超える曲(ルネッサンス時代の曲:「O vos omnes」)や、いろいろな言語の曲に挑戦してきています。

 それは国内においては、全日本合唱コンクール全国大会金賞(組曲「レモン哀歌」のうちの一曲「山麓の二人」:今回お届けする「レモン哀歌」は、その組曲の最終曲です。)、国外では、ウィーンでのシューベルト国際コンペティション、混声部門2位及び特別賞という形で評価を頂くまでになりました。

 このステージでは、ひらこんの目指す「専門家も一般のお客さまも、若い人から年配の人まで、誰もがいい時間を過ごせるステージ」のエッセンスをお届けしました。 ひらこんの魅力である「日常をほっかり忘れさせてくれるほどの包み込むハーモニー」や「明日からの勇気を与えてくれるメッセージ」をお楽しみいただけましたでしょうか。

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以下に、ご来場のお客様よりご回答頂いたアンケートの一部をご紹介します。暖かい応援のメッセージをありがとうございました。

今後とも、お客様により多くの感動をお届けできますよう、一層努力してまいります。

->次回演奏会は12月12日(木) みなとみらいホールにて クリスマスコンサートの予定です。   コンサートチラシはこちら。


初めて来ました。素晴らしかったです。若い方たちが活躍しているのが、良かったです。

今後も本物の合唱を守ってほしいと願っています。


鳥肌の感動!多忙と、苦しみの多い日常に”ひらこん”コンサートで風を浴びて帰るのがますます好きになりました。


5月に初めて生の演奏を聴かせていただいて以来、その歌声のファンになりました。ただ技術的に優れているの

ではなく、「血の通った」ハーモニーに今回もとても感動しました。今後の益々のご活躍を陰ながら応援させていた

だきます。


素晴らしい演奏でした。合唱をするならば、このレベルを目指したいものです。


毎回、エンターテイメント性のあるコンサートですが、今回は特によかったです。2部のフォークソングの演奏など、

とても楽しめました。1部、3部はいつもの迫力のある演奏で、良かったです。


合唱に対する見方が変わりました。特に第3部を聴いて。オーケストラとはまた違う世界を知りました。


コンサートおめでとうございます。今回もとてもよかったです。

言葉と音楽は、すごく力のあるものだと改めて思いました。


ホームページを見て、歌詞を見て聴きました。前よりも少し、深く歌が味わえた気がしてよかったです。


指揮者の豊かな表現力、すばらしいピアノのもと、各パートのハーモニーがひとつになった優れた合唱で、

ppとffが美しく、合唱は人数ではないことを痛感しました。

色々なジャンルの曲をこれからも聴かせていただきたいと思います。


今回も第一曲目から平混の歌声はすばらしく、美しく心が一杯になりました。今後も素晴らしい歌・演奏を多く

の方に。平松先生の多彩な芸も感激いたしました。


 本演奏会のCD・ビデオを若干数ご用意しております。お問い合わせはこちらから。 CD

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